最近、物流業界でよく耳にする「ラストワンマイル」という言葉。これって要するに、商品が最終的にお客さんの手元に届くまでの最後の区間のことなんですが、実はこの分野、地域によってかなり温度差があるんです。調査した限りだと、特に関東、関西、そして意外にも九州エリアでの動きが激しくて、正直驚いているところ。
まず関東エリアから見てみると、やっぱり東京を中心とした首都圏の需要は半端ない。国土交通省のデータを見ると、2023年の宅配便取扱個数は全国で約50億個を突破していて、そのうち約30%が関東エリアに集中している([国土交通省 宅配便等取扱実績](https://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000485.html))。特に渋谷区や港区みたいな都心部では、オフィス向けの配送需要と住宅向けの配送需要が混在していて、配送業者さんたちは本当に大変そう。僕の友人も都内でラストワンマイル配送をやっているんですが、「一日に100件以上回ることもザラ」と言ってた。
関西エリアも負けていない。大阪、京都、神戸の三都市圏では、それぞれ異なる特色があって面白い。大阪は商業地域が密集しているから効率的に配送できる一方で、京都は観光地特有の交通規制があったり、神戸は港湾都市として物流拠点機能が強化されていたり。特に神戸港周辺では、国際物流からラストワンマイルまでの一貫した物流システムが構築されつつあって、これは他の地域にはない強みだと思う。関西の物流関係者の方と話していると、「関西弁で『おおきに』と言いながら荷物を渡すと、お客さんの反応が全然違う」なんて話も聞いて、地域性って大事だなって実感している。
そして九州エリア。これが本当に意外だった。福岡を中心として、熊本、鹿児島まで含めた九州全体でラストワンマイル物流のインフラ整備が急速に進んでいる。特に福岡市は「スマートシティ構想」の一環として、自動配送ロボットの実証実験を積極的に行っていて、2024年には一部エリアで商用運用も開始される予定なんだって。実際に福岡に行った時に、天神エリアで配送ロボットの実験を見かけたことがあるけど、思っている以上にスムーズに動いていて感動した。九州って地方だと思われがちですが、実は物流イノベーションの最前線にいるんじゃないかと思う。アジアとの物流ハブとしての立地も活かして、国際物流とラストワンマイルを繋ぐ新しいモデルを作り上げているのを見ていると、正直羨ましくなってくる。
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